2012年11月6日火曜日

第64回日米学生会議報告会のご案内


64回日米学生会議報告会のご案内です。

64回日米学生会議は、「衝突と理解から生まれる新たな意志~未来を構築する力へ~」というテーマのもと、アメリカの4都市(ダラス、マディソン、バークレー/サンフランシスコ、シアトル)で開催されました。

つきましては、第64回日米学生会議にご協力を頂いた皆様、そして日米学生会議にご興味をお持ちの学生の皆様に会議の概要と成果をご報告させて頂きたく、下記の通り報告会を開催いたします。ご多用中とは存じますが、お誘い合わせの上、ご参加頂きますようご案内申し上げます。

【日時】平成24128日(土) 14:0017:3013:30開場/入退出自由)
【場所】慶應義塾大学 三田キャンパス南校舎5524教室
【最寄駅】JR山手線田町駅または都営三田線三田駅

【当日の予定】

1330  開場   
14001410  開会挨拶   
14101500   基調講演:今井義典氏(第17回日米学生会議参加者)   
15001600   64回日米学生会議報告   
16001630   64回会議参加者によるパネルディスカッション   
16301700   65日米学生会議概要説明   
17001730   学生会議参加者と来場者との交流

【基調講演者プロフィール】

今井 義典氏 (第17回日米学生会議参加者)
NHK記者・特派員・キャスター・解説委員(1968~2007
NHK(日本放送協会)副会長 (~2011
ABUアジア太平洋放送連合会長 (~2011
立命館大学 産業社会学部 客員教授 (2007~) 


*当日は第64回日米学生会議報告に続き、来年夏に日本で開催される第65回日米学生会議の開催要項の説明を行います。
その後64回参加者、65回新実行委員とご来場頂いた方々との交流の場も持たせて頂き、ご質問などにもお答えします。

*第64回日米学生会議報告会に参加希望の方はお手数ですが、こちらの申し込みフォームよりお申し込みください。また、第64回日米学生会報告会についてのご質問は下記アドレスまでお気軽にお問い合わせください。
メールアドレス:jasc64.report@gmail.com


多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。
  

2012年9月19日水曜日

第64回日米学生会議実行委員よりご挨拶


64回日米学生会議は、8/20を持ちまして、無事に成功のうちに終了いたしました。
特に大きな問題もなく、ダラス、マディソン、バークレー/サンフランシスコ、シアトルと訪問し、多くを学ばせていただきました。本会議中に毎日参加者によって書かれた記事をご覧いただければ、どんなに充実した21日間であったかがお分かりいただけると思います。

ファイナルフォーラムでは、各分科会が、約1か月にわたる議論の成果を発表し、ニコニコ生放送を通じて生中継をさせていただきました。最終的には70000人を上回る方々にご視聴いただきました。

64回日米学生会議は、アラムナイの皆様、講演をしてくださった方々、賛助をしてくださった企業や財団の皆様、宿泊施設等の関係者の皆様のご協力なしには無事に終える事ができなかった事と思います。この場をお借りいたしまして、実行委員一同、深く御礼申し上げます。

なお、実行委員選挙によって選出された、第65回日米学生会議実行委員のメンバーは帰国直後から顔を合わせて第65回会議テーマの設定、分科会の考案、開催地の決定、役職の決定等の活動を始めております。第65回日米学生会議実行委員によるブログが開設されましたので、今後はこちらのチェックを随時よろしくお願いいたします!
http://jasc65blog.tumblr.com/

今まで、当ブログをご愛読いただきありがとうございました。

64回日米学生会議 実行委員一同

2012年8月26日日曜日

第64回日米学生会議 8/19 本会議最終日



毎日毎日どれだけ朝方に寝ても起床はきっちり6時∼7時だった1ヶ月でしたが、この日だけは自由にSight-seeing dayだと決まっていたので、いつも通り朝の5時まで皆と語ってお風呂に入って寝て、ものすごく久しぶりに11時まで寝ていました。JASCersが部屋に起こしに来てくれてDowntownへ出かけ、買い物をしてスタバ一号店を見に行った後は女子で部屋に集ってFinal Dinnerの為にドレスアップ。寮から少し歩いたところのレストランでまず最終リフレクション(振り返り会)をしました。毎回リフレクでは皆が言う事に感動したり共感したりして半泣きになっていたけれど、今回は半泣きどころか本気泣きでした。それも私だけでなく、男の子も含め皆胸が熱くなって泣いているようで、その情景を目にしたからか、信じたくなかったけれど私たちの人生最高の夏はついにもう終わるんだという事が現実味を帯びて来て、何とも言えない焦燥感と寂しさに襲われ始めました。皆がどれだけJASCers全員を愛しているかがひしひしと伝わってくるリフレクで、終わってしまって全員でもう濃い毎日を作っていけなくなくなるのが寂しくて仕方がないけれど、皆のリフレクを聴いていると寂しさよりもこれからの未来への期待が膨らんで、これから先それぞれがこの経験を糧にして未来を切り開き、夢を追って、それぞれがまた一つ成長した姿でいつか71人一同が集まれる日が楽しみに思えたのを覚えています。リフレクの時間が終わってしまった後は、その場でそのまま最後の皆と一緒に食べる夜ご飯の時間に移りましたが、全員泣いたままでお互いを抱き合って感謝をし合って熱い気持ちを伝え合って、私に及んでは何一つ口にしないまま(笑)夜ご飯タイムも終わり全員で寮へ帰りました。このリフレク後の夜ご飯タイムに、できるだけ多くのデリゲート達にハグをしにいって、涙でぐちゃぐちゃになった顔で、この夏私に出会ってくれてありがとう、私と色んな熱い話をしてくれてありがとう、沢山の温かすぎる思いでをありがとう、こんなにも大切な存在になってくれてありがとう、これからもずっとずっと私の心の中にいてね、と伝えに回りました。JASC64での日々は、ただ単の楽しかった夏の思い出ではなく、私にとっては、これからの東京での生活、いやそれだけではなくてきっとこの後の自分のAdventure全部を支える心の支えとなってくれた思い出でした。3カ国の混血でありアメリカで生まれ育った私にとって、完全に異文化である東京の慶応で、家族も友達も日本にいないまま一人暮らしをしながら学生生活を送るのは、いくら日本語に堪能で沢山の友達に好かれたからといっても、単純に楽しめる程簡単ではありませんでした。言葉を話せるから大丈夫だと思って、楽しみにしていた日本での生活なのに、言葉が話せるからこそ、その文化に順応できず抱える苦悩があるんだと知って、自分は一体何人なのか、何者なのか、弱音も誰にも吐けずただただ泣いていた7月までの自分。だけどJASCで、私を、名前や国籍やバックグラウンドからではなく、目の前にいるただ一人の個人として認めてくれて、受け入れてくれて、仕舞には最高の人間だと称えてくれる沢山の心温かい友達に出会って、また、様々なフィールドで日米の未来を、世界の未来をどうにか良くしようと日々葛藤している沢山の素敵な人生の先輩に会って、生きていく上でのエネルギーと仲間を得た今、もう何も怖いと思いません。きっと状況は何も変わっていなくて、また沢山の苦悩が私を待ち受けているけれど、ものすごく尊敬した沢山の人生の先輩から頂いたエールや言葉と、目を閉じればいつでも出て来てくれる私の大切な大切な、素敵すぎる、心から大切な仲間たちの存在さえあれば、どんな苦難にも立ち向かって、いつでも自分らしく生きていける気がします。こんな風に思わせてくれた仲間と思い出に、ありがとう。こんな事を、最後のリフレクとディナーでは思ったりして、一人一人の顔を眺めていました。「大好き」じゃ言い表せられない程、皆の事が好き過ぎます。こんなにも熱い、素敵な未来のリーダー達がいる私たちの世代の世の中は、きっとキラキラした笑顔に溢れているはず。Let s go JASCers! Live your dreams!

第64回日米学生会議 8/18 本会議20日目


どうも、一橋大学経済学研究科修士1年の野地洋平と申します。分科会は災害復興です。

午前中はシアトル観光でした。自由時間だったので、各自思い思いに過ごせたと思います。ただ新ECのみんなは何やかんや決めることがあったそうで、一緒に観光できなかったのは残念でした。その分お土産話を、たっぷりと聞かせてやりました。

さて私たちが訪ねたのは、シアトル観光の定番スポットであるpike place marketにある1962年創業のスターバックス一号店でございます。内装はいたってシンプルな木目調、店の壁にはお土産用ともとれるマグカップやタンブラーが飾られていました。ただコーヒーを飲みながら、ゆっくり経済学を勉強しようという方にはおススメできません。人が多すぎます。

次に向かったのは古書店で、私のJASC中での目標の一つが、本を10冊以上買うことで、その達成をシアトルで迎えようという魂胆でした。マーケットの中にあったLANPLIGHT BOOKSという本屋で、歴史書と民主主義に関する本を購入しました。店の主人に、本当に買う気があるのか疑われるくらい吟味して買いました。なぜならここで重要なことは購入することではなく、日本に無事持ち帰ることだからです。まさにIt isn’t important to buy but to take it home. よって、スーツケースの積載量?を考えつつ、選んだ次第です。

Abhijit V. Banerjee and Esther Duflo, Poor Economics, public affairs, 2011
Carmen M. Reinhart and Kenneth S. Rogoff, This Time is Different, Princeton, 2009
Michael Harrington, The other America: poverty in the United States, Penguin, 1962
George J. Stigler, The Theory of Price, Macmillan, 1966
J. M. Roberts, History of the world, Penguin, 1976
などなど

みなさん、こんにちは。
64回日米学生会議「災害復興と社会の再構築」分科会に所属する、立命館大学政策科学部3回生の廣野允威(ひろのまさたけ)と申します。緊張感あふれる最終プレゼンテーションもシアトルの魅力を満喫するSightseeingも終わり、本日はシアトル滞在最終日のリフレクションとスペシャルディナーに関してご報告したいと思います。
リフレクションでは、各々がJASCを通して感じたこと、学んだことを率直に共有する時間ですが、最後のリフレクションということもあって苦楽を共にしたRTメンバーへの感謝を述べる人、私たちを引っ張ってきてくれたECにねぎらいの言葉を伝える人、そしてJASCが人生を変えたことを語る人など、笑いあり涙ありの非常に感動的な瞬間でした。
その後はシアトルでの最後の夜を楽しむべく、また大切な仲間との別れを惜しむかのように私たちはディナーを楽しみました。人生で2度とはないその瞬間を記憶に刻みこむかのように私たちは声がかれるまで語り合い、そして将来の再会を誓い合うのでした。

2012年8月24日金曜日

第64回日米学生会議 8/17 本会議19日目


こんにちは!慶應義塾大学法学部法律学科の野口ゆかりと申します。
ブログのアップが遅くなってしまい、申し訳ありません。

今日は各分科会が長い時間をかけて準備をしてきた、ファイナルフォーラムの日でした。前日の夜遅くまで準備が続いた分科会やプレゼンをする前にとても緊張している人もいました。しかし、なにはともあれ、みんなの終わった後の達成感に満ちた表情を見て、全てのJASCerにとっての晴れ舞台は無事成功に終えることができたと私は思いました。分科会のメンバーと共に作り上げた発表に喜びを感じる一方で、私は会議が終わりに近づいていることも実感してとても寂しい気持ちになりました。

ちなみに、私が所属していた「災害復興と社会の再構築」分科会は、Reconstructionのプロセスや、これに含まれる主な要素について自分たちが議論したものをまとめて発表しました。

そしてなんと、実はファイナルフォーラムの様子は、ニコニコ動画によって生中継していただけていました!なんと閲覧数は75000だとか!?ファイナルフォーラムの様子に興味がある方は、是非確認してみてくださいね!

最後に、今日は第65回日米学生会議を運営する実行委員を決める選挙の日でもありました。
みんなの前でスピーチをするのはとても緊張することでした。今年最高に充実した夏をすごすことができた分、来年の参加者にも同じように最高な夏を提供できるように第65回実行委員会全体で盛り上げていきたいと思います。第64回実行委員会の人たちは本当にお疲れ様でした!

第64回日米学生会議 8/16 本会議18日目


 こんにちは!ブログの更新が大変遅れてしまい大変申し訳ございません!
私、横浜国立大学工学部知能物理工学科3年の木村光太郎と申します。所属分科会は環境と科学技術で、8/16の記事を担当させて頂きます。
 まずは本日のスケジュールから!と言っても本日のスケジュールはすべての時間がRTの時間に割り振られて翌日に控えるファイナルフォーラムのために備えるための日であります。すべてのRTが今まで本会議で話し合ってきたことや、フィールドトリップなどで体験したことを振り返り、パワーポイントにまとめ、自分たちの発表の製作に時間を費やしていました!またみんな下書きにした英語の文を必死に暗記練習し、如何に説得力のある、伝わり易いプレゼンが出来るかどうかの練習もしていました!みんなスティーブジョブズみたいになれるかな!?
 私のRTはといいますと、当初予定していたスケジュールよりも大幅に遅れてしまいまして、他のRTよりも夜ふかしをして、なかには一睡もしないで作業する人や、部屋に帰らず(帰れず)ロビーで寝ている人も…。それもこれも全ていい思い出!明日のファイナルフォーラムさえうまく行けば疲れなんか吹っ飛びます!
ちゃんとうまく発表出来るかな!?そーいえばニコ生くるけど叩かれないかな!?そんな不安も期待も胸にして、一ヶ月間過ごして来たみんなでする最後の大仕事!友達・家族・アラムナイ方々・企業の方々・講演してくださった方々、そして何より一番お世話になったECのため、日米学生会議に携わって頂いた全ての方々への感謝の気持ちをこの発表に乗せてみんなでファイナルフォーラム頑張りたいと思います!さぁ明日の本会議はどうなることでしょう!!
レッツゴートゥーファイナルフォーラム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

2012年8月21日火曜日

第64回日米学生会議 8/15 本会議 17日目


 皆さん、こんにちは。国際基督教大学教養学部の鹿山ゆかりと弘前大学医学部医学科2年の片山恵里です。
 日米学生会議も残りわずかとなりました。シアトルの街と仲間との時間を楽しみながら、ファイナルフォーラムに向けて取り組んでいます。
 今日は午前中に分科会毎の活動(ディスカッションやファイナルフォーラムに向けての準備など)、午後はWing Luke Museumの見学と第二次世界大戦中日系字人収容所の生存者Makoさんのレクチャーというスケジュールでした。
 Wing Luke は、シアトルで初のアジア系アメリカで初の市長となった人です。Museumでは彼の功績だけでなく、アジア系アメリカ人様々な展示が行われていました。戦時中のアジア系移民の排斥の中でいかに彼らがコミュニティの中で文化を維持し、アイデンテティを構築したかということを伝えていました。普段日本にいると自分が日本人であるということを意識する機会はあまりありませんが、「日本人らしさ」を考える機会を持ちました。この「日本人らしさ」の気づきを基に私たち日本人が世界で担うことができる役割を考えることが出来たらなと思います。
また、Makoさんからは彼女の幼少時から今に至るまでの人生についてお話を伺いました。お父さんが家族と引き離され殺されてしまった壮絶な体験から、過去の悲しい歴史を知ると共に、日系人収容所で偏った受け、その後教師の道を進んだMakoさんの「教育の在り方」についての意見を伺わせていただき大変勉強になりました。

いよいよファイナルフォーラムも近づきみな疲れを見せていますが最高のファイナルを作れるよう一致団結して頑張っていきたいと思います。